大卒のブランドは転職に役立つのか


 世界で最初の大学は1088年にイタリアに設立された、現在のボローニャ大学だといわれています。その後イングランドのオックスフォード大学やケンブリッジ大学などが設立され、フランスにもパリ大学などが次々と開設されました。日本でも昔は大卒といえば人数も少なく、その価値は現在とは比べものにもならないほどでした。

 

 今では大学に進学する若者も増え、昔とは大卒の価値もずいぶんと変わってきました。それでもほとんどの法律事務所の求人などは今でも、4年生大学を卒業していることが応募条件になっています。また医師や薬剤師などは医大や薬学部のある大学を卒業していないと、国家試験の受験資格がありません。

 

 それは転職でも同じで求人の応募条件に「大卒」と記載されている場合など、大卒であれば転職先の選択肢が増えることはあります。ただ新卒と違い大卒のブランドは、転職ではその価値が違ってきます。どこどこの大学を卒業しているというブランドではなく、社会人としてなにをしてきたかそのスキルと実績のほうが評価されるからです。

 

 しかし「大卒」ブランドがいつまでも続きそうなものも、世の中には存在するようです。それは近大の「大卒マグロ」で大阪駅前に最近オープンした、「グランフロント大阪」にあるレストラン「近畿大学水産研究所」で食べられます。この少し変わったネーミングのレストランは近大が経営していて、近畿大学水産研究所が養殖しているクロマグロが食べられるのです。

 

 近大ではクロマグロだけでなくヒラメたブリなど養殖のパイオニアで、このレストランで一般の人に食べてもらうことで市場価値を知る目的があります。養殖のマグロですが近大の「大卒マグロ」は天然もののように冷凍する必要もなく、味は天然マグロにも劣らなく大人気を博しています。人間の「大卒」も「大卒マグロ」のように、その価値がいつまでも下がらないように努力を続ける必要がありそうです。

 


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