経済回復から求人増加へと反映されているのか


 待ちに待った景気回復到来を意気揚々と語っている2013年4月30日発のネット公開記事から少し。

 

 アベノミクスの経済・財政再生計画に基づく日銀の強気介入等による円安・株価上昇によって製造業は活況を取り戻し、“モノ作り日本”の本領が発揮される時が再びやってきました。小売店では特に高額品の売れ行きが堅調です。

 

 リーマンショックの影響によって採用をストップ、或いは大幅縮小を強いられた企業は事業の回復と共に再び人材採用に積極的に乗り出し、特に高卒採用などは軒並み右肩上がりとなっています。第二新卒者の採用の動きも旺盛です。しかし、採用活動の大幅縮減と大量リストラの後の採用ということもあって、全体的にみて雇用情勢の改善というところまでには至っていません。

 

 企業の求人活動の積極度を図る尺度となる有効求人倍率では前月比0.6%増加し、6ヶ月連続しての上昇を記録し、新規有効求人倍率においては1.39倍と前月比0.04ポイント上昇する等の朗報が発表されています。

 

 先ほど相対的な雇用改善というにはまだ早い、云々というようなことをいいましたが、それでも例えばリストラされた人の数だけ求人が増えることは願ってもないことです。そういった意味から特に宿泊業・飲食サービス業や卸売業・小売業、建設業等の業界からの採用活動が旺盛な状況を知ると嬉しい限りです。まさに『求人御礼』の心境です。

 

 この記事でもっとも興味深いのは企業の回復が賃金に反映してくるのか、否か。反映してくるとすればいつ頃か…という部分で、この記事では今年冬のボーナスで…と述べています。円安・株高の影響でもっとも顕著な恩恵を受けている製造業に勤める一人として、その言葉、期待しています。